海外携帯電話・Nokiaの思い出

海外携帯電話・Nokiaの思い出

現在はスマートフォンの時代。スマートフォンは人々の生活とは切っても切り離せない物となっています。
スマートフォンとソーシャルメディアの関係も見逃せません。
人々はスマートフォンでセルフィーや動画を撮影し、リアルタイムでソーシャルメディアに投稿をシェアすることができます。
人々を結びつける端末。スマートフォンは現代コミュニケーションの主役と言えるでしょう。
 
スマートフォンが世の中を席巻するまで、人々を結びつけていた端末は携帯電話でした。
iPhoneが爆発的なヒットを記録するまでは、既にスマートフォンと言える高機能を持ったBlackberry(ブラックベリー)やNokia(ノキア)のハイエンド機種が
人気を誇っていました。
Nokiaは携帯電話の時代、圧倒的なシェアを持っていて、世界の人々をつなぐという意味で大きな貢献がありました。
そんなNokiaが栄華を誇った懐かしい時代を振り返ってみましょう。
 
Nokiaは北欧・フィンランドに本拠地を置く会社で1865年設立という長い歴史を持ちます。
元々Nokiaは製紙会社で、1960年頃から電気通信関連分野に進出、電話交換機用の部品などを製造していたそうです。
1980年代にはコンピューター事業や携帯電話事業に進出しましたが、経営的には大失敗で、1990年代には多角経営をやめて電気通信分野に
ビジネスを一本化することを決定しました。

2000年代、携帯電話の時代のNokia

2000年代、携帯電話の時代のNokiaは、携帯電話業界の巨人として君臨しました。
この時代を支えたのが、1990年代後半に開発が開始され、2003年、実機に投入された「Symbian OS(シンビアンOS)」です。
このシンビアンOSは、Nokiaの端末以外にも、日本で販売された多くの携帯電話端末にも採用されました。
 
Nokiaのイメージ戦略
携帯電話全盛時代を知る人であれば、誰もがNokiaの「着信メロディー」と「Connecting People」を思い浮かべることでしょう。
 
Nokia Tune(ノキアチューン)
Nokia Tuneは、Nokiaの携帯電話に標準で設定されている着信メロディーです。
当時の映画やドラマには、たびたびNokiaの端末が登場し、このNokia Tuneが画面から流れてきたものです。
このNokia TuneはNokiaのサウンドロゴであると同時に音響商標としても登録されています。
海外では、今でもたまに、このメロディーが聞こえてきますね。
頭の中にこびりついて離れない旋律は、当時、特に発展途上国ではステータスのシンボルでもあったのです
 
Connecting People(オープニングイメージ)
Connecting PeopleはNokiaの端末を立ち上げた時に表示されるムービーです。
これはNokia社の企業理念をシンプルに表したものです。
「大人と子供の手がつながる」短いムービーは、端末立ち上げ時に再生されます。
この「Connecting People」のCMシリーズも多数制作され、現在でもYouTube などで見ることができます。
それほど遠い昔ではありませんが、久しぶりにこういうCMを見ると、この頃がやはりNokiaの全盛期だったのだと感じます。
まさに当時のNokiaは、携帯電話により世界と人々をつなぐことを体現していたのです。
 
Nokia Tuneのところでも触れたように、この頃のNokiaは、ドラマや映画などに度々登場していました。
その代表格が映画「マトリックス」でしょう。バナナのようにカーブした形状を持つスライド式の端末Nokia 8110。
主演のキアヌ・リーブスが手にするその端末は、大きな人気を呼びました。
Nokia 8110は日本のヤフオクでも高値で取引されていた記憶があります。
日本では使うことのできない、ただの海外携帯電話ですが、強力なインパクトを持った端末だったことは間違いありません。
 
当時のNokia端末は、洗練されたデザインの中に、何か斬新さを持ち合わせていました。
Nokiaは日本にも進出し、大手携帯キャリアに端末を供給していましたが、日本では海外と通信規格が全く異なることもあり、なかなか浸透しませんでした。
そしてもう一つ、Nokiaが日本で苦戦した理由に、その斬新なデザインがあったように思います。
Nokiaの端末は、NTTドコモやVodafoneのラインアップにもありましたが、何か日本では「浮いた存在」だったような気もします。
 
ただ、Nokiaの携帯電話は丈夫なことでも知られていました。海外出張をする機会の多い人は特に、海外用にNokiaの携帯電話を持っていましたね。
また、シンビアンOSを採用していて、何かいじり甲斐があることから、オタク層に一定のファンを持つ携帯電話でした。



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